医師紹介
在籍中の医師
田中真生
Tanaka Masao
特定准教授
基本領域：内科
内科医として関節リウマチの診療に携わり20年近くになります。その間に治療法は目覚ましく進歩し、適切な時期に適切な治療薬を用いれば、関節の破壊・変形を防ぐことも可能になりました。それでも治療困難な場合、変形した関節のために手術を要することも少なくありません。当科では内科・整形外科医師と、看護師、薬剤師、かかりつけ医の方々と協力し、関節リウマチをはじめリウマチ性疾患の治療から療養にわたる患者支援を追究したいと思います。
大西輝
Onishi Akira
特定講師
基本領域：内科
私が医師になってからも診断・治療は徐々に進歩してきました。しかし、患者さんの苦悩・不安は払拭できているでしょうか。多くの膠原病患者さんを診断・治療することができるようになってきたましたが、目の前の患者さんに解決すべき事項はいまだに多くあります。昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実である。臨床も研究も患者さんに近いところで一歩一歩歩み続けたいと考えております。
村田浩一
Murata Koichi
特定講師
基本領域：整形外科
整形外科医としてリウマチ性疾患の診療にあたっています。生物学的製剤や分子標的薬と呼ばれる薬物の治療も行っています。薬物療法が残念ながらうまく効かなかった患者さんに対して、装具療法、リハビリテーションを行うとともに、機能を回復するための手術も行っています。リウマチ性疾患の患者さんは免疫や骨が弱いことも多く、これに対応した関節手術や脊椎手術をできるだけ低侵襲になるように行っています。
藤井貴之
Fujii Takayuki
特定助教
基本領域：整形外科
関節リウマチは免疫異常が原因で発症しますが、その程度は患者さんごとに大きく異なります。ある薬剤がとても効果のある患者さんもいれば、全く効果のない患者さんもいます。患者さん個人の特徴に合わせたベストな治療法が何なのかを、AI等を用いて探っていくとともに、手術が必要な患者さんには、できるだけ関節機能を取り戻すことができるよう、工夫を続けていきます。
村上孝作
Murakami Kosaku
特定准教授
基本領域：内科
がん免疫総合研究センターの特定准教授として所属していますが、主に関節炎の臨床・研究を行っています。治療薬の発展に伴って、関節の炎症や変形は制御しやすくなったと言われていますが、他の病気や生活習慣が関節リウマチの病勢にも少なからず影響を及ぼすことが分かってきています。そのメカニズムについて基礎研究レベルで解明するだけでなく、実際の診察でもトータルケアの観点から取り組むよう心がけています。
中坊周一郎
Nakabou Syuuichirou
特定助教
基本領域：内科
私が医師になった2005年は、関節リウマチ診療が「パラダイムシフト」と呼ばれる劇的な進化を遂げ始めた時でした。その後のリウマチ診療成熟の歴史はまさに私の医師としてのキャリアそのものです。しかしまだまだ未解決の課題もあります。さらなる進化のために基礎から臨床まで幅広い研究を行う一方で、日常臨床では地に足の着いた適切な治療法を提案できるよう日々精進いたします。
山本奈つき
Yamamoto Natsuki
研究員
基本領域：内科
リウマチ・膠原病患者さんのための妊娠相談外来担当
「リウマチ・膠原病があっても妊娠できるだろうか？」「薬を続けて大丈夫だろうか？」多くの患者様が不安に思われると思います。当外来では、患者様の治療内容と病状を評価した上で、妊娠における注意点を丁寧に説明し、妊娠に向けての計画作りを行っています。妊娠前～授乳中まで通院される方も相談のみの方もおられます。患者様とご家族が少しでも安心して納得して妊娠と治療を両立できるよう産科と協力してサポートさせていただきます。
過去に在籍した医師
- 三森 経世
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- 初代リウマチセンター センター長（2011～2017年）
- 京大病院 免疫・膠原病内科 名誉教授
- 現 医療法人財団康生会 たけだ膠原病リウマチクリニック 所長
- 藤井 隆夫
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- 元リウマチセンター 特定准教授、特定教授（2011～2015年）
- 現 和歌山県立医科大学附属病院 リウマチ・膠原病センター 教授／センター長
- 伊藤 宣
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- 元リウマチセンター 特定准教授、特定教授（2011～2021年）
- 現 倉敷中央病院 整形外科 主任部長
- 橋本 求
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- 元リウマチセンター 特定助教、特定講師（2011～2021年）
- 現 大阪市立大学 膠原病・リウマチ内科 教授