第57回日本リウマチ学会学術集会が開催されました

2013年4月18日~20日、京都国際会議場で、第57回日本リウマチ学会学術集会が開催されました。
当リウマチセンターおよび、リウマチセンターのコホート研究であるKURAMAコホートを用いた研究が多数発表されました。

○KURAMAコホートにおける関節リウマチ寛解基準の検討 布留守敏、橋本求、伊藤宣、藤井隆夫、松田秀一、三森経世
関節リウマチにおける臨床的寛解の維持が構造的寛解および機能的寛解に及ぼす影響: KURAMAコホートの解析 布留守敏、山川範之、橋本求、伊藤宣、藤井隆夫、寺尾知可史、山本渉、松田秀一、三森経世

○関節リウマチでは発症早期から手関節に傍関節性骨粗鬆がおこる 伊藤宣、布留守敏、橋本求、藤井隆夫、斎藤充、松田秀一、三森経世

○関節リウマチにおける後足部変形の現状と手術治療 伊藤宣

○歯周病が炎症性関節炎に及ぼす影響 橋本求、森将人、松尾崇史、布留守敏、伊藤宣、藤井隆夫、濱口真英、寺尾知可史、山本渉、三森経世

○関節リウマチに伴う貧血に対するトシリズマブの効果 橋本求、藤井隆夫、松尾崇史、森将人、近藤聖子、布留守敏、伊藤宣、寺尾知可史、濱口真英、山本渉、三森経世

○感染症の合併が疾患活動性と関節リウマチの治療に与える影響の検討 橋本美季子、橋本求、布留守敏、伊藤宣、藤井隆夫、濱口真英、寺尾知可史、山本渉、三森経世

○MTX10mg/w以上への増量の有効性を予測することは可能か(DAS28-CRPを用いた検討)? 北折俊之、高木治樹、高塚和孝、小豆澤勝幸、宗圓充、伊藤宣、布留守敏、橋本求、藤井隆夫、三森経世

○抗CCP抗体陰性RAは抗CCP抗体陽性RAへ移行するか? 日和良介
、大村浩一郎 、中坊周一 郎、 中嶋蘭 、井村嘉孝 、湯川尚一郎 、吉藤元 、橋本求 、布留守敏 、伊藤宣 、藤井 隆夫 、三森 経世

○スマートフォンを用いた自己測定侵襲データによる関節リウマチ疾患活動性予測アルゴリズムの作成 西口周、伊藤宣、篠原章夫、吉富啓之、布留守敏、松田秀一、青山朋樹

このうち、いくつかはメディアでも取り上げられました

『歯周病がある関節痛患者は関節リウマチと診断される可能性が高い』
当リウマチセンター 助教 橋本 求
日経メディカルオンラインに掲載されました。

『スマートフォンを用いた自己測定非侵襲データによる関節リウマチ疾患活動性予測アルゴリズムの作成』
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 西口 周
Medical Tribuneに掲載されました。

これからも研究を進め、情報発信をしていきたいと思います。